【イタリアンの魅力】季節の素材の味を丸ごと楽しむ贅沢さ
こんばんは。
みんなのジーニーになりたい、安川大仁です。
僕の住む地域では、通常営業を再開している飲食店が増え始め、外食の選択肢も広がってきました。
同じ一経営者として、現状の大変さは痛いほどよくわかるので、応援したい一心で、普段からお世話になっているお店を順番に巡り始めています。
食に対して、好き嫌いはほとんどありませんが、気づけばイタリアンや和食のお店でお気に入りのところが多いです。
素材の味をそのまま生かした料理や、季節感を感じる旬の食材を使った料理が好きなせいかもしれません。
今日はその中でも僕の大好きなイタリアンの料理の魅力について、お話をしたいと思います。
先日友人と、老舗感たっぷりのイタリアンのランチに行ってきました。
いかにも記念日や高級志向といった感じではなく、イタリアの家庭料理の素朴な(けれども、一つひとつにこだわりがあり、ちゃんと手間をかけている)雰囲気が素敵なお店です。
イタリアンの魅力の一つが、素材本来の味を生かした味付けです。
主には、オリーブオイルと塩のみ、あるいは素材との相性を吟味されたチーズを使ったものがメインです。
(チーズについては、語り出すとそれだけで記事が書けそうなので、またの機会に取り上げたいと思います。)
この日のランチの前菜も、じゃがいものポタージュ、シーザーサラダ、野菜の素揚げ、と食材本来の味が引き立つ素朴ながら素材の良さとシェフの腕が試される料理と、パテ、キッシュと手の込んだ料理のバランスが絶妙でした。
パンとフォカッチャも、もちろん手作りです。
ランチの注文が入ると、一つひとつトーストして出してくれるという丁寧さ。
そのままでも十分に美味しすぎて、メインのパスタのソースを待ちきれず、完食してしまうほどでした。
そして、いよいよメイン。
モッツアレラとバジルのトマトソース。
シンプルかつ定番の組み合わせながら、それだけにお店の特徴が出るレシピでもあります。
トマトは今の季節がまさに旬。一番フレッシュな酸味が効いた味わいが楽しめます。
モッツアレラも癖のないタイプのものが贅沢に使われており、酸味の効いたトマトと、強めの主張のバジルともベストマッチ。
季節の素材の味を丸ごと楽しめるのは、まさに贅沢です。
美味しいものを一緒に味わい、美味しいね!と喜び合える。
それは僕にとって、最高に贅沢な時間の共有です。
イタリアンは、まず素材そのものの良さを引き出せるかどうか。
そして、引き出し合った素材の旨味を調和させるのが、シェフの腕の見せどころ。
これは、僕の手掛ける仕事の一つである、人材育成やリーダー育成の仕事にも通じる部分があります。
どんな人にも強みがある。その強みをチームの中で最大限発揮できる環境を整えることが今の僕の仕事です。
人を変えることはできない。変えられるのは自分だけ。
僕自身がもっと変化し、さらに腕を上げて、一人ひとりの輝ける場を作っていこう♪
ちょっと飛躍しすぎましたが、食後のコーヒーをいただきながら、そんなふうに思いを馳せてしまうぐらい、久しぶりに感動してしまったのです。
料理も人材育成も実に奥深い。
人の心を感じて動かす、感動のエンターテイメントなのかもしれませんね。
ぜひ皆さんも、たまにはゆったりと季節の食材を味わってみてくださいね。