【SDGs】安全な水とトイレを世界中に:井戸を掘った人を忘れるな
こんにちは。
安川大仁(だいじん)です。
先日、「SDGs(エスディージーズ)」について記事を書かせていただきました。
⇒前回の記事はこちらから。
今回は「SDGs」の目標の1つである「安全な水とトイレを世界中に」について僕が感じたことを書いていきます。
日本において、この「安全な水とトイレを世界中に」と聞いても当たり前のように感じますよね。
僕も海外旅行に行くまではこれが当たり前だと思っていました。
まず「安全な水」ですが、水道をひねって水が飲める国が世界で何か国ほどあるかご存知ですか?
それは、たった15か国だそうです。
196か国ある中で15か国なんです。
この数字を見ると、水道の水が飲めることが当たり前でないことがわかりますよね。
次に「トイレを世界中に」です。
これも日本においては当たり前のことです。
しかし、世界には20億人の人が「安全に管理されたトイレ」を使用できないでいます。
※安全に管理されたトイレ:排泄物が他と接触しないように分けられている、あるいは、別の場所に運ばれて安全で衛生的に処理される設備を備えており、他の世帯と共有していない、改善された衛生施設(トイレ)。
(引用元:衛生的な環境 (トイレ) | 水と衛生 | ユニセフの主な活動分野 | 日本ユニセフ協会)
日本でトイレは、家はもちろんのこと、ビル、商業施設、コンビニなどあらゆる所に設置されています。
このように日本はあらゆるインフラ設備が完備されている国です。
ただ、インフラ設備があることが当たり前になってはいないでしょうか。
そこで大事なのは、あることが当たり前になると、感謝を忘れるということです。
「井戸を掘った人を忘れるな」という僕の好きな言葉があります。
僕にも皆さんにも、当たり前となっていることはありますか?
ご飯が毎日食べられる、安全な家で眠れる、通信が使える、トイレが使える、仕事がある、などなど。
とはいえ、当たり前にあることを、常に当たり前じゃないと意識することも現実的には難しいように思えます。
SDGsの目標を見ていて、私たち日本において当たり前になっていることが多いなと感じます。
ただ、私たちにとって当たり前でもすぐ隣の国では当たり前でないことがあります。
世界の標準のレベルを上げるとともに、今当たり前にあることに感謝しながら、よりよい世界を作り出していきたいと思います。