【SDGs】飢餓をゼロに:欲求の段階と人が成長を感じる瞬間
こんにちは。
安川大仁(だいじん)です。
昨日、「SDGs(エスディージーズ)」のについて記事を書かせていただきました。
⇒前回の記事はこちらから。
今回は「SDGs」の目標の1つである「飢餓をゼロに」について僕が感じたことを書いていきます。
日本において、「飢餓」と聞いてもピンと来ない人が多いのではないかと思います。
普通に生きていて、社会保障があるこの日本で飢餓になること自体が難しいことです。
とはいえ、少し隣の国を見れば飢餓に直面している国もあります。
日本も戦前、戦後は食糧難の時代がありました。
戦後、日本は高度経済成長期を迎え、世界の中でも経済的に豊かな国になりました。
しかし、まだまだ世界レベルでは「飢餓をゼロに」することがとても大事なことです。
では、私たち日本人のように飢餓が身近にない人は何を目標にすればいいのでしょう?
これはあくまでも僕の考えです。
人間には5段階の欲求があると提唱しているマズローという心理学者がいます。
マズローが提唱する欲求は以下です。
- 自己実現の欲求 (Self-actualization)
- 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
- 社会的欲求/所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
- 安全の欲求 (Safety needs)
- 生理的欲求 (Physiological needs)
(参考:マズローの欲求5段階説をこの上なく丁寧に解説する。あなたの欲求はどのレベル? | 八木仁平公式サイト)
欲求は下から順に、満たされると上へ上がっていくとされています。
ここで大事なのが、欲求の段階で優劣があるわけではありません。
子どもがお菓子が欲しいという欲求と、大人が認めれたいという欲求に優劣はないですよね。
国も人も、それぞれ欲求の段階があります。
食糧がなく、治安が安定していない国では、「生理的欲求」と「安全の欲求」が求められます。
日本のように、食糧があって治安が良い国では、「承認の欲求」「社会的欲求/所属と愛の欲求 」が求められます。
最近では、承認欲求という言葉もよく耳にするようになりましたよね。
僕は、欲求を満たして行きながら、この欲求の段階を上げていくことが成長することだと考えています。
仕事において、僕もこの欲求の段階を上げてきました。
社会人1年目は、自分がした仕事を褒められたい、認められたい欲求がありました。
そして、少しずつできるようになり、褒められたり、認められていくと、次は周りの役に立ちたいという欲求が芽生えてきました。
まさか自分がそんな欲求を持つなんて思ってもみませんでした。
だからこそ僕自身、自分が成長したなと感じます。
仕事に飽きたり日々が楽しくないとき、今やっていることを変えて、楽しいことを探しがちになりますが、やることは同じでもこの欲求の段階を上げていくと、同じことをやっていても見る世界が変わり成長を感じ、楽しめるようになります。
僕自身ももっと段階を上げて成長していきます。