皆さん、こんにちは。
今日から9月ですね。まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は前回の投稿で好評だった、大人の男性にふさわしいスーツの着こなしについて、もっと詳しく聞きたいというリクエストがあったので、掘り下げてみたいと思います。
前回の記事はこちらからどうぞ↓↓
【30代必見】大人の男性にふさわしいスーツの着こなしのポイント - 安川大仁(だいじん)のブログ
前回は、スーツの全般的なお話、特に、年齢、体型、こなれ感について僕なりにお話しました。
今日は上記の3点を意識しながら、上着を脱ぐことも多いこの季節にピッタリなワイシャツの選び方について、ご紹介します。
ワイシャツ選びのポイントは、大きくは3点です。
- 生地感
- 長袖を選ぶ
- 襟の高さと広がり具合
そして、最後におまけの注意事項です。(実は、これもとても重要なので、忘れずに読んでください。)
それでは順番に見ていきましょう。
1.生地感
まずこれが一番といっていいぐらい大事です。
いいものを着ているように見えるか、安っぽく見えるかは、この生地感で決まると言っても過言ではありません。
では、どんな生地がいいのでしょうか。
ブロード、オックスなど素材の難しい話は今回は置いておいて、わかりやすく言います。
一つ目のチェックポイントは、生地がしっかりしていて透け感がないかどうか。
もう一つは、光沢感が出すぎていないか。
20代の頃は、安めのシャツをネットなどでまとめ買いした経験もありますが、30代になったらぜひ安っぽさのない、生地感のしっかりシャツを選ぶようにしましょう。
最近では、形状記憶のワイシャツも多く出回っていますが、形状記憶のシャツにアイロンをかけているかどうかで、さらに差がつきます。
絶対にかけた方がいいです。これで好感度が2倍はアップするでしょう。
形状記憶のワイシャツはシワになりにくく、アイロンも非常にかけやすいので、アイロンがあまり得意でないという方も、ひと手間かけて、ぜひかけるようにしてみてください。違いがわかる男になれますよ。
また、生地感でオシャレさを出したい方は、織りで地模様が入っているものなどを選ぶと、糸で柄を出しているストライプやチェックのシャツよりも落ち着いた印象で、控えめですが洗練度が際立ちますよ。
ワンランク上のオシャレを楽しんでみてくださいね。
2.長袖を選ぶ
こんなに暑いのに!?と思われるかもしれません。
ただ、僕の中ではこれだけは譲れないポイントです。
半袖は体型にちょうどいい長さのものは少なく、年齢より老けた印象を与えますので、注意してください。
また、オシャレは我慢とよく言いますが、長袖を着るのは見た目の問題だけではなく、実はジャケットの持ちを良くするためでもあります。
半袖のワイシャツの上から上着を着ると、シャツの袖の無い部分の滑りが悪く、上着に負荷がかかって、縫製箇所にダメージを与えやすくなります。
また汗なども直接裏地を汚してしまうことに繋がりかねません。
また、半袖シャツは上着の中でよれて、襟元がきれいに決まらない、とも言われています。
色んな理由がありますが、ぜひできる男性は長袖シャツを選んでください。
そして、上着を脱いだ時は、ぜひ長袖のワイシャツの袖をまくって、仕事できる男性になりきってください。
3.襟の高さと広がり具合
実はワイシャツにはいくつかの代表的な襟の形があります。
レギュラー、ホリゾンタル、ボタンダウン、ワイドカラーなどですが、ここでも難しい名前はさておき、要は、体型や首の長さによって似合うタイプが変わってきます。
体型が華奢で、首が細く長い方は、襟の高さのあるものを選ぶようにしましょう。
ボタンダウンのシャツなどがそれにあたります。
一方、体型ががっしりしていて、首が短く太めの方は、襟の高さがなく、襟が横に広がっているものを選びましょう。ワイドカラーなどがそれにあたります。
首元の印象は、余裕を感じさせたり、逆に苦しそうに感じさせたり、顔回りで良くも悪くも印象を決めるポイントになってきます。
流行ももちろんありますが、30代はぜひ流行よりも自分の体型に合った形のシャツを選んでください。
これらのシャツに似合うネクタイについては、ぜひまた次回お話したいと思います。
乞うご期待ください。
4.おまけ
最後に、ワイシャツの下には必ずアンダーシャツを着るようにしましょう。
透け感も気になりますが、何より見えない部分にだらしない印象を与えてしまいます。
またこの時期は汗も気になると思いますので、ぜひ半袖のアンダーシャツを着てください。
できればVネックがベストです。
ビジネスカジュアルなどでノーネクタイで日中過ごす方も多いと思います。
V字に開いた襟元から丸首のアンダーシャツが見えるのは避けたいものです。
そして、ワイシャツのオシャレを楽しむなら、ぜひボタンとステッチ(縫い糸の色や縫い方)、袖回りのディティールにもこだわって選んでみてください。
スーツと一言で言っても、ブリディッシュスタイルのもの、アメリカンスタイルのもの、日本のものによっても、ディティールは微妙に異なります。
凝ったディティールのものを選ぶ必要はありません。
これらのテイストを自分に似合うものをチョイスしていくことで、統一感のある洗練されたきちんとした印象が生まれます。
いかがでしたでしょうか。
20代はひとまず安めのスーツ専門店でスーツとシャツをセットで購入していたという方も、ぜひ30代はご自身の体型に合った、こだわりポイントをアピールできるシャツを着て颯爽と日々を過ごしてほしいものです。