【30代必見】大人の男性にふさわしいスーツの着こなしのポイント

f:id:daijin-yasukawa:20200818211325j:plain

こんにちは。安川大仁(だいじん)です。

社会人になって早いもので10年以上が経ちますが、最近スーツを着ていて褒められる機会が増えてきました。
30代になって、ようやくスーツの着こなしや扱い方、手入れの仕方を少しずつ心得てきたからでしょうか。

仲の良い友人がオーダースーツのお店を出したこともあり、興味を持って色々聞いているうちに、自然と自分なりのこだわりを持つようになりました。

今日はそんな僕がスーツを選ぶとき、着るときに意識しているポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

1.年齢にふさわしい価格のものを選ぶ

「どんなものを選んだらいいのか全くわからない」という方でも、最も簡単に実行できるのが、年齢にふさわしい価格のものを選ぶこと。
これで、まず8割方は間違いありません

30代に入ってしばらくすると、20代から着ていたお気に入りのブランドのスーツが似合わないな、と思うようになりました。
もちろんスーツ自体は素敵なのですが、自分自身の体型やスーツを着て出向く場所、対面する相手、シチュエーションが変わってきたことが大きいと思います。

試行錯誤した結果、ワンランク上の価格帯のブランドのものを着てみたところ、何ともしっくりくるではありませんか!

これが大人になった証ってことなんだなと思うと、とても感慨深いです。
日々の生活の中では気づかない間に、自分自身が出向く場所や身に着ける小物、持ち物などが少しずつ変化していました。
20代のときよりワンランク上の価格帯から選ぶようにするといいですね。

次でも詳しく書きますが、「価格の違い=服の型や縫製の違い」だったりします。
これがシルエットや着こなしに大きな影響を与えるのです。

 

2.体型に合ったブランドを知る

年齢にふさわしい価格のものを選んだら、次にとても大切なことは、体型に合ったブランドを知ること。

僕の場合は、純日本人体型なので、手足の長い人に合わせてつくられた外国ブランドのスーツだと、丈をお直しをすることで、せっかくの美しいシルエットが崩れてしまうことがあります。
ジャケットの袖やスラックスの裾は、細部まで計算されたラインにつくられているものですが、そのラインの途中で切ることになってしまうからだと思います。

そんな僕と同じ日本人体型の方におすすめなのが、D'URBAN(ダーバン)などの日本ブランド。日本人の体型の特徴を知り尽くした上で、それをカバーするようなラインに仕上げて作られているので、手足を自然と優雅に長く見せることができます。

もちろん、手足が外国人のように長いという生粋の現代人の方は、ヨーロッパなどの外国ブランドのものも素敵に着こなせるでしょう。

また、日本ブランドのもう一つの本当に素晴らしい点は、縫製が非常に緻密かつ丁寧なこと。大変長持ちします。
日本人の技術力の高さと几帳面な性格が相まって、ため息が出るような見事なクオリティが実現しているのです。

 

3.こなれ感とちょっとした遊び心

最後に忘れてはならないのが「こなれ感」「ちょっとした遊び心」です。

新入社員のときのスーツ一式に着られている感覚とは違って、30代は主体的にスーツを着こなしている、自分の身に合ったものを良く知って身に着けている、という大人な印象を与えたいですよね。

自分のお気に入りがあるというのは、行きつけのお店があるような感覚です。
また、一式を揃えるのが精一杯だった20代の頃と比べると、ひと通りのものは手元にあり、だからこそ少し攻めのチャレンジができるとも言えます。

今季のトレンドのディティールや、流行のエッセンスを取り入れたものにも手が伸ばせるようになりますよね。
お店の方との対話も楽しみながら、ちょっとした遊び心のあるデザインも取り入れる余裕が出てくるのではないでしょうか。

 

f:id:daijin-yasukawa:20200818211447j:plain

僕の場合は、シャツとネクタイの組み合わせのセオリーのバリエーションが増えたり、季節感のあるネクタイ生地を選んだり、ジャケットの裏地にこだわる、といったこともできるようになってきました。

こうなってくると、俄然楽しくなってきます。

先日取引先の方と話していて知ったのですが、センスのいい女性は男性のスーツの足首からチラッと見える靴下の柄や、ネクタイピンと留める高さまで、本当に細かいところまでよく見ているものなんですね。
だったら、細部にまでもっとこだわりを発揮したい!と改めて感じました。

 

 

いかがでしたでしょうか。
僕自身が、20代の王道の着こなしから一歩踏み出した経験をもとに、30代に自分なりのこだわりのセオリーを築くために大切にしていることをお話させていただきました。

ぜひあなたも、ふだん何気なく身に着けているスーツを、明日から少しだけチャレンジしてみてください。そして、一緒に自分なりのセオリーを見つけて楽しみましょう。

 

f:id:daijin-yasukawa:20200818211404j:plain