こんにちは。
安川大仁です。
ここ最近、ネットニュースを見ていると気になる記事を見つけたので紹介します。
あのケンタッキーフライドチキンで、3Dプリンタで生成したチキンナゲットを作成中、という記事です。
猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、昨今世界規模での食糧不足が懸念されています。
とりわけ、この夏に報道されているニュースでは、サバクトビバッタの大量繁殖により、農作物が軒並み食べ尽くされる危険性について紹介されています。
このように、世界的危機の側面では常に食糧問題がついてまわるわけですが、その解決策となる可能性のある技術です。
思えば、こういった人工食糧の発想は、すでに創作の世界では珍しくもないアイデアです。
例えば、有名なSFのテレビドラマである『スター・トレック』では、「レプリケーター」という名前の架空の物質複製装置が存在します。
この「レプリケーター」は、まるでパソコンのファイルをコピーするかのように、実際の物質を分子上レベルでコピーしてしまう装置です。
これにより作中では食べ物をコピーして食べる描写があります。
分子レベルでコピーされますが、味は細かい部分までは再現できないらしく、美食家からは、「レプリケーター」でコピーした食べものは不評とのこと。
はるか未来を舞台にしたSF作品の中ですら、本物と偽物の価値の違いがあることを描写されています。
そういった中で、SF作品にまさに技術的に追いつきつつある現代の3Dプリンター技術は、一体どこまで本物に近づけるのでしょうか?
3Dプリンターでの人工肉が実用化された暁には、真っ先に食レポをお届けしたいと思います(笑)