AI・ロボット技術で視覚障がいをサポートする「AIスーツケース」

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こんにちは。

 

安川大仁(だいじん)です。

 

つい先日、Samsoniteのスーツケースを購入し、その快適さに驚きました。

 

ですが、そんな「物を運ぶ」というところとは別の視点で、テクノロジーを融合したAIスーツケースを発見したためご紹介します。

 

目が見えない人を導く、テクノロジーを駆使したスーツケース

 

robotstart.info

 

この記事の中で紹介されているスーツケースは、視覚の不自由な方をガイドする、いわば盲導犬に代わるものとして開発中のものです。

 

まだデモンストレーション機のため、ガジェットとして完成されているわけではないですが、記事内の動画を見るだけでも、以下のような機能があることがわかります。

 

  1. スーツケース自体が自走し、持ち主を目的地までガイドする(スーツケースの位置情報を元にルートを算出)
  2. 周囲のお店の案内や買い物の支援を実現する音声対話機能
  3. 実験者の肩に装着したカメラで、目の前の人の情報を分析し円滑なコミュニケーションを音声でガイド
  4. 映像およびセンサーの情報から周囲の行動を認識し、「行列に並ぶ」といった社会的な行動を支援

ざっと上げるだけでも、かなり多種類かつ精度の高い機能を持つことがわかります。

 

他にも、感染症対策を踏まえた追加機能なども実装されていますのでこの点も安心です。

 

こうした製品が実用化していくことで、障がいを持つ方の不自由さを限りなく減らすことができそうですね。

人の足りないところを機械(AI)が補う。

そういう共存できる社会づくりがこれからますます進みそうです。

 

以上、「AIスーツケース」の紹介でした。

 

いよいよ時代がSFの世界に追いついてきていますね。

 

これからも、興味深いガジェットがあれば紹介させていただきます。