空間の概念を導入するコミュニケーションツール「oVice」
こんにちは。
安川大仁(だいじん)です。
2020年も終わりに差し掛かっていますが、未だにコロナウイルスの影響は強く残っています。
特に大きな変化は、会社のテレワーク推進の流れでしょう。
このブログでは、前々から、そんなテレワークを快適にするツールやアプリなどを紹介してきましたが、また新しい観点のサービスを発見しました。
今日はその気になるサービスについてご紹介していきたいと思います。
「空間」の概念や「距離感」を再現するコミュニケーションサービス「oVice」
上記の記事で紹介するのは、「oVice(オヴィス)」というコミュニケーションサービス。
このサービスが、「Zoom(ズーム)」や「Slack(スラック)」などのサービスと違う点は、「空間」や「距離感」を、ウェブブラウザ上にレイアウトされているバーチャルオフィスで再現していることです。
このバーチャルオフィスでは、利用者はアイコンで表示されます。
このアイコンは自分で好きに動かすことができます。
そして、同じ部屋にいる他の利用者に近づくと音声チャットが聞こえるようになる、という仕組みです。
面白いのは、他の利用者に近づけば近づくほど声が大きく聞こえ、離れると小さくなる、ということ。
これにより、自分で会話する人を選ぶことが出来ます。
既存のコミュニケーションツールだと、グループ通話などでは、参加者の意思で会話相手を選ぶことは難しいため、利用者にとって自由度の高いサービスと言えます。
もしプライベートな話をしたい場合は、バーチャル空間上にあるミーティングルームに入れば、外に音が漏れることもなく大事な話をすることができます。
また、カメラをオンにすればZoomのようにテレビ会議も可能です。
状況に応じて、参加者が自由にコミュニケーションを取ることができるのが人気の秘密のようです。
コミュニケーションツール「oVice」の利用方法は?
この「oVice」ですが、利用方法は至ってシンプルです。
任意のブラウザで指定のURLにアクセスするだけ。
スペースにアクセスすると、すでにアクセスしているメンバーと自分のアイコンが表示されます。
利用料金は、単発利用と定期利用があり、単発利用であれば1週間で2,500円、定期利用だと、10人~20人の利用に適したBasicプランで月額5,000円。それから利用する人数に応じて、月額20,000円、月額50,000円と増えていきます。
※会議の主催者のみ月額課金が必要です。
単発利用料金一覧 | |||
プラン名 | MeetUp | Conference | Exhabition |
料金(週) | 2,500円 | 10,000円 | 25,000円 |
特徴 | 1200×640 最大面積 同時接続50人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
2400×1280 最大面積 同時接続200人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
4800×2560 同時接続500人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
定期利用料金一覧 | |||
プラン名 | Basic | Standard | Organaization |
料金(月) | 5,000円 | 20,000円 | 50,000円 |
特徴 | 1200×640 最大面積 同時接続50人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
2400×1280 最大面積 同時接続200人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
4800×2560 同時接続500人まで 機能制限なし サイネージ設置制限なし イベント数制限なし 期間内何回でも開催可能 |
引用元:oVice公式サイト
どのプランもトライアル申し込みが可能なので、気になる方はまず試しに使ってみることをおすすめします。
利用者によって活用の幅が広がる「oVice」
個性的で多機能ながら、比較的に導入しやすいサービスである「oVice」ですが、利用者によって様々な利用方法が見つかりそうです。
過去には、学会や学術イベント、基調講演や交流会など多くの形式で利用されています。
婚活パーティやハロウィーンイベントなど、かなりカジュアルなイベントとの相性も抜群とのこと。
昨今、会社での忘年会や新年会も出来ないところが多いと思いますが、この「oVice」を使って飲み会を実施してみるのも面白いかもしれません。
以上、新しい形のコニュニケーションツール「oVice」の紹介でした。
テクノロジーの高さだけではなく、アイデアで生活を刷新していくのも面白いですね。
このサービスの今後の進化から目が離せません。