【Your News Update】ニュースもオーダーメイドになる時代到来

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こんにちは。

安川大仁(だいじん)です。

 

みなさんは、日常的にニュースは見ていますか?
僕は、自宅にテレビをおいていないのもあり、地上波放送で流れるニュースは見ていません。
僕のような人は、今日本でも決して少なくないと思われます。

 

実際、今地上波の番組は全体的に視聴率が低下している傾向があります。

いまや、アマゾンプライムNetflixYoutubeなどの動画サイトの登場により、映像を見るならテレビ、という常識が崩れつつあるのです。

 

映像をテレビで見る常識が崩れつつあるということは、テレビを見る習慣もまたなくなりつつあると言えます。

過去、僕は実家で過ごしていた際は、毎朝当然のようにテレビをつけ、BGMのように朝のニュースを流していました。

 

このような習慣も、ここ最近は少なくなりつつあるのかな、と友人らと話していて思います。

僕自身、今はニュースは基本ネットの有料ニュースサイトのものを見ています。

 

テレビのニュースと違い、ネットのニュースは今自分に必要だと思う情報を収集できるというメリットがあります。

僕は常日頃から、情報収集の時間はできるだけ凝縮して短くしたいと思っているため、ネットのニュースサイトを活用するのはかなり自分にとって効果的です。

 

こういう需要は結構高いんじゃないかな、と最近感じていたところへ、Googleが面白いサービスを開始したという記事を発見しましたのでご紹介します。

 

ひとりひとりにカスタマイズされたニュース番組

wired.jp

Googleが手掛けるこのサービス、簡単に説明すると「リスナー1人1人に最適化されたオーダーメイドのニュースラジオ番組を作成し提供する」というものです。

 

Googleが持つ、各リスナーのユーザーデータから、AIが分析して、その人に最適なニュースを様々なニュースサイトから取得し、それを組み合わせたニュースラジオ番組を提供する、というもの。

ただのニュースの寄せ集めにならないように編集されるらしく、どのようなニュース番組が出来上がるのか興味津々です。

 

従来のニュース番組は無くなるのか?

このような、個人にカスタマイズされたニュース番組が作成されるサービスが登場すると、従来の報道機関のニュース番組はどうなっていくのでしょう?

安易に考えると、このまま消えていく、という予想もできますが、僕はうまく共存していくのではないか、とも思っています。

 

従来の報道機関によるニュース番組には、その番組を作る放送作家やディレクターなど、人の考え方やセンスが介在しています。

この人の考え方やセンスが、一種の「遊び」を作り出しています。

その「遊び」は、時に自分には必要じゃないと思う情報であったり、無価値と思えるものかもしれません。

ただ、そういった情報を取得することで新たに生まれるひらめきや、新たな発想があります。

 

それらの発見は、今の自分の価値観で情報を取捨選択するだけでは得られないものです。

 

今の自分にない知見を広げていく。そういった需要に応えていくという意味でも、従来の報道機関のニュース番組は残ると思っています。

 

もちろん、そのためには報道機関の、番組制作や取材に当たる人材のさらなるレベルアップが不可欠なのは間違いないでしょう。

 

AIと人の仕事、双方がいい意味で比較され、高めあっていく。そんな未来で、最高の仕事ができる人間でいつづけるため、今日も思い切り仕事に取り組んでいます。