AIがクラフトビールを科学する

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こんにちは。

 

安川大仁です。

 

猛暑が続く日々は、時に僕らの体力を奪う一方で、至福のひとときを一層際立てるきっかけにもなります。

そう、キンキンに冷えたビールですね(笑)

 

30歳を超えてから飲みすぎることは少なくなりましたが、今でも一仕事終えたあと、友人などとビールを酌み交わす時間は至福の時です。

 

そんなビールが美味しいこの時期に興味をそそるニュースを見かけました。

 

moov.ooo

 

NECとコエドビールが共同で開発したというこのビール。

面白いのは、「AIで世代ごとのトレンドを味に変換する」という一風変わったコンセプトです。

 

AIによって、20代、30代、40代、50代の人生の味わいを再現しているのだそう。

その仕組みもまた面白いです。

 

例えば、40代のトレンドを再現したビールの場合、40代の方が20代~40代に至るまでに流行った雑誌データからトレンドカラーやトレンドワードを抽出し、それを液体の色や香りに変換しているとのこと。

 

抽象的な要素をすべて数字に置き換え、データ化してまた別のものに利用する。

こんなことができるようになったのも、昨今のAI技術の発展の賜物でしょう。

 

ビールだけではなく今後はワインや日本酒なども、AIが作ってしまうサービスが現れそうですね。

 

実際、自分の日本酒の好みをAIが判別してくれるアプリが、すでにリリースもされています。

 

ledge.ai

 

人の味覚という、繊細な器官にAIがメスを入れていく。

現代がいよいよ、SFに追いつこうとしていますね。

 

このAIのジャンルは、僕自身とても関心が高いジャンルなので、今後も気になる情報を共有していきます。