【未来技術】ジェスチャーでApple Watchを操作する「Mudra Band」
こんにちは。
安川大仁(だいじん)です。
数年前から、時計型のウェアラブルデバイスである、スマートウォッチが普及し始め、今では様々な年齢層の方が持っているのを街中で見かけます。
そんな中でも、未だにシェアナンバーワンを誇るのが「Apple Watch」ですね。
2020年には廉価モデルも発売されるなど、ラインナップも次々と追加されているApple Watchですが、先日、アメリカで行われた、電子機器の見本市である「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」において、かなり先進的な、Apple Watch専用のバンドの発売が発表されました。
今日はその、Apple Watch専用バンドをご紹介していきたいと思います。
Apple Watchをジェスチャーで操作できるバンド「Mudra Band」
上記のリンク先で紹介されているのは、Apple Watchをジェスチャーで操作できる「Mudra Band(ムドラ バンド)」という製品です。
ジェスチャーでApple Watchを操作できるというのはどういうことなのか、下の動画を見てもらえるとわかりやすいと思います。
動画で紹介されている通り、iPhoneからApple Watchに来た電話にジェスチャーで出る、もしくは拒否することが可能だったり、自撮りをする際にもジェスチャーで写真を取ることができます。
Apple Watch自体が、iPhoneを操作するサブツール的な使い方をするため、iPhoneの一部の操作をジェスチャーで行える、という言い方が正しいかもしれません。
ジェスチャーによりできる操作はまだ少ないと思われますが、今後改良を加えていくと様々な操作が可能になりそうで楽しみですね。
Apple Watch以外でもそのうち使用できるようになる?
この画期的な技術が盛り込まれた「Mudra Band」ですが、将来的にApple Watch以外でも使用できる可能性が高そうです。
そう思う理由は、この「Mudra Band」の仕組みにあります。
「Mudra Band」で、装着した腕の電気信号を読み取り、その情報をBluetooth通信でApple Watchに送信する、という仕組みのようです。
このBluetooth通信は、Apple Watchだけでなく他のスマートウォッチでも採用されている通信規格のため、将来的に、他のスマートウォッチ対応の「Mudra Band」が登場するのもあり得ることでしょう。
現時点での価格&発売日は?
ここまで「Mudra Band」の簡単な紹介を行っていきましたが、気になるのは価格帯と発売日です。
価格ですが、180ドル(約1万8700円)と、画期的な製品の割にそれほど高くありません。
製品の公式サイトで、ただいま予約販売受付中とのこと。
早ければ2021年の3月には発送されるとのことです。
前述した通り、他のスマートウォッチに対応する可能性も十分にありますので、その際には是非とも使ってみたいですね。
Apple Watchを持ってらっしゃる方は、一度公式サイトを覗いてみてください。