【翻訳サイト紹介】AIの技術を使って方言やスラングにまで対応する翻訳サービス「DeepL(ディープエル)」

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こんにちは。

 

安川大仁です。

 

世界的に流行したウイルスにより、海外に渡航するのが難しい状況になっています。

 

そんな中でも、言語翻訳の技術は飛躍的な進化を遂げているようです。

先日発見した翻訳サイトの翻訳レベルが想像を超えていました。

 

今回は、そんな僕が驚愕した翻訳サービスのご紹介をしたいと思います。

 

 

 

方言やスラングまできっちり翻訳する「DeepL(ディープエル)

www.watch.impress.co.jp

 

今回紹介するのは「DeepL(ディープエル)」という翻訳サービスです。

 

2020年3月に開始された本サービスですが、サービス開始当初からその翻訳結果が「かなり自然な訳文」ということでSNS上で話題となっていたようです。

 

その精度の高さの秘密は、ディープラーニングをベースにしたAI(人工知能)の技術にあります。

 

というのも、この翻訳サービスの開発会社は、ドイツのケルンで言語向けの人工知能システムを開発した会社なのです。

 

この「DeepL(ディープエル)」のシステムにも、ディープラーニング(深層学)を採用しています。

それにより、機械翻訳に課題となる「流暢さ」と「自然さ」のどちらも兼ね備えています。

 

では、その「流暢さ」と「自然さ」はどの程度のレベルなのか?

僕自身が、「DeepL(ディープエル)」を使ってみた所感を次の項目で述べたいと思います。

 

「DeepL(ディープエル)」を使ってみた

それでは、実際にこのシステムを使ってみましょう。

 

方言への対応を公言しているということならば、大阪の堺出身の僕の方言にも対応できるはず。

 

早速、思いつくかぎりの関西弁をぶつけてみました。

 

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関西弁として初歩の初歩である「どないしたん?」の一言ですが、訳された結果は「What's going on?」。

日本語で再度翻訳し直すと「どうしたんだ?」という意味です。

完全に翻訳が成功しています。

まずは初級レベルということで、様子見。

 

それでは次の訳に行きましょう。

 

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某有名番組で一躍有名になった関西弁である「ほんまでっか?」。

 

予想通り、しっかりと訳されています。

「Really?」だと、日本語に再翻訳すると「本当か?」という意味になります。

ここまできて、日常的な関西弁には対応してることがわかりました。

 

それでは、別の地方の方言で試してみましょう。

 

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この「なんばしよーとね?」は、たまたま福岡出身の友人と話している時に、「絶妙な福岡弁を教えてほしい」との質問に対して返ってきた方言です。

意味は「お前何をしているんだ!」という、怒気を孕んだ意味合いとのこと。

 

訳を見ると「What the hell do you want?」とあり再翻訳すると、訳し方によりますが「いい加減にしろよ!」という意味です。

 

まさに要点を押さえた翻訳と言えます。

 

関西弁、福岡弁に対応してることがわかったので、次は別の方言でも試してみたいところです。

 

引き続き、使用感をお伝えしたいと思いますので、レビューをお待ちください。