こんにちは、安川大仁(やすかわ だいじん)です。
近年、韓国では日本以上にアイドル文化が発達しています。
「NiziU(ニジュー)」や「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」など、韓国発で日本でも人気のあるアイドルグループが増えてきましたよね。
そんな中、韓国ではバーチャルアイドルという存在が人気を博しているようです。
今日は、そんなバーチャルアイドルの中でも人気急上昇中の「PLAVE(プレイブ)」というグループの紹介と、バーチャルアイドルの人気を踏まえて、今後の展望について考察を述べていきたいと思います。
アイドル大国韓国で、バーチャルアイドル「PLAVE」が単独コンサートを開催
上記記事で紹介されている「PLAVE」は、韓国で初めて単独コンサートを開催したバーチャルアイドルグループです。
メンバーの外見は、全員がアニメ調の3Dで表現されており、この時点で実在のアイドルとは異なります。
しかし、リアルなアイドルと同じようにステージで歌い、踊り、ファンと交流する姿は、従来のアイドルの枠を超えた新しいエンターテイメントの形として注目されています。
実際の単独コンサートも、ソウルオリンピック公園・オリンピックホールにて2日間開催されましたが、大盛況でファンも満足な内容だったとのことです。
「PLAVE」の人気はすでに既存の実在アイドルに迫る勢い
「PLAVE」の人気は、既存の実在のアイドルに迫る勢いで急上昇しています。
トレンド調査機関であるrankify(ランキファイ)」が発表した第4世代ボーイズグループランキングチャートによると、「PLAVE」の人気ランキングは韓国内で3位に入っています。
1位がSEVENTEEN(セブンティーン)、2位がBTS(防弾少年団)なのですが、この2グループの日本内での知名度や人気度を考えると、「PLAVE」の人気度の高さが窺えます。
これまでバーチャルアイドルは一部のファン層に限られていましたが、「PLAVE」はその枠を超え、より広範な層に支持されていると言えます。
いずれは、AIとの組み合わせにより完全にバーチャルなアイドルが出現するかも?
「PLAVE」の成功を見ると、いずれはAI技術との組み合わせにより、完全にバーチャルなアイドルが出現する日も近いかもしれません。
「PLAVE」は外見こそアニメ調ですが、実際にはボイスやモーションを担当する実在の人物がそれぞれのメンバーに扮しており、日本でも知られている「vtuber(ブイチューバー)」的な存在と言えます。
今後は、リアルタイムの会話やパフォーマンス、さらにはファンの声に応じた自動応答などをAIが実現する可能性は高いです。
現在でも、「PLAVE」は高度な技術を駆使してリアルタイムでのパフォーマンスを実現していますが、これがさらに進化し、AIが完全にバーチャルアイドルをコントロールする時代が来るかもしれません。
「PLAVE」は、バーチャルアイドルがエンターテイメント業界でどれだけの可能性を秘めているかを示す一つの成功事例と言えるでしょう。
韓国での成功をきっかけに、今後さらに多くのバーチャルアイドルが登場し、エンターテイメントの形が変わっていくかもしれません。
また新しい情報が入り次第、続報をお届けしますので、どうぞお楽しみに!