ディズニーがロボティクスに注力する理由

f:id:daijin-yasukawa:20210503014720j:plain

 

こんにちは。

 

安川大仁(だいじん)です。

 

このコロナ禍で、日本各地のテーマパークが苦戦を強いられています。

日本を代表するテーマパークといえば、「USJユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」や「ディズニーランド」ですが、それらのテーマパークでも入場者数が激減している様です。

 

ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは業績が落ちている一方、アメリカのディズニー本社の業績はむしろ上がっている様です。

 

その原因は、動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の売上によるものだと言われています。

ディズニーは、今や映画製作やテーマパーク運営だけではなく、動画配信サービスの運営をはじめ、様々な分野に進出しているのです。

 

そんな分野の中でも、ディズニーが力を入れている分野で特に異彩を放つものがあります。

それが「ロボティクス」です。

 

一体どういうことなのか、ニュースをもとにご紹介していきます。

 

 

 

ディズニーのキャラクターを具現化させる「Project Kiwi(プロジェクト・キーウィ)」

jp.techcrunch.com

上記の記事で紹介されているのは、ディズニー傘下である「マーヴェル」作品の『ガーディアンズオブギャラクシー』に登場するキャラクター「グルート」です。

 

youtu.be

 

CGと見紛うかもしれませんが、実写です。

これは、「グルート」の姿をしたロボットなのです。

 

ディズニーは、この様にキャラクターをロボット化するための、二足歩行プラットフォーム「Project Kiwi(プロジェクト キーウィ)」を発表しました。

 

二足歩行プラットフォームと呼ばれる通り、今回は「グルート」の形をしたロボットとして製作されましたが、同じ技術を元に他のキャラクターのロボットも今後作られる、とのこと。

 

例えば、今は着ぐるみでディズニーランドを歩き回っているミッキーも、将来等身大のサイズのロボットに代わる日が来るかもしれません。

 

着ぐるみは人が中に入っている分、人より小さいサイズにはなりませんし、表情が変わることや声を再現することはできません。

 

それが、キャラクターをロボット化することで、限りなく物語に近い形で具現化することが可能になるでしょう。

 

架空のキャラクター全てが、今後ロボティクス技術によって具現化する可能性

ロボットを、「キャラクターの具現化」という夢を叶えるために活用していく発想は、さすがディズニーだと感じます。

 

このままディズニーを筆頭に、こうした分野でロボティクス技術が発達すれば、ディズニーに限らず、様々なキャラクターと、実際に触れ合える未来もそう遠くはないでしょう。

 

特に日本は、昔からアニメやゲーム作品を通して多くのキャラクターが存在しています。

鉄腕アトムドラえもんピカチュウやマリオなどのキャラクターが、ロボットという実体を得て、実際に触れ合うことができる未来は、とてもワクワクします。

 

このような、テクノロジーで人に感動を与えていく、という仕事はとても素敵ですよね。

 

僕自身も、一経営者として、テクノロジーを通して人を感動させる、そんな仕事をしていきます。